日本去った“優良右腕”が構想外に? 年俸たった1億円も…好投報われぬ可能性

マーリンズのJT・シャギワ【写真:Getty Images】
マーリンズのJT・シャギワ【写真:Getty Images】

2020年に楽天でプレーしたJT・シャギワ

 2020年に楽天でプレーし、今季はマーリンズに所属したJT・シャギワ投手が、来季構想外になる可能性を米メディアが伝えた。メジャー復帰後は安定した投球を披露しているものの、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」では、ノンテンダー候補に挙げられている。

 楽天退団後は、2021年にマリナーズとレイズの2球団で計56試合に登板し、6勝1敗15ホールド、防御率2.52とキャリアハイの成績をマーク。翌2022年は21登板で2勝0敗3ホールド、防御率2.42。2023年は移籍したマーリンズで46試合に登板し1勝0敗、4ホールド1セーブ、防御率3.61をマークした。

 昨オフに初めて年俸調停権を取得したばかりとあって、マーリンズは2023年1月に年俸調停を回避する形で85万ドル(約1億2000万円)と、メジャーの中では格安の契約を結んでいた。同サイトは「少なくとも切られる可能性が10%はあると我々が考えている」と、100人超えの選手をリストアップし、シャギワの名前も含まれていた。

 オフに年俸調停となれば120万ドル(約1億8000万円)程度になるとされており、(チームの来季総年俸を踏まえ)それに見合った活躍ができているかという部分と、ロースターとの兼ね合いが焦点だ。今季のノンテンダー期限は11月17日(日本時間18日)だが、元助っ人右腕は生き残ることができるだろうか。

(Full-Count編集部)

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