巨人退団から3年…愛され助っ人の“第2の人生” ダンスで一世風靡、世界一の地で再出発

元巨人のヘラルド・パーラ【写真:荒川祐史】
元巨人のヘラルド・パーラ【写真:荒川祐史】

パーラ氏は来季からナショナルズの一塁コーチに就任する予定と伝えられた

 メジャーリーグでは、ワールドシリーズの激闘が繰り広げられているが、4年前に世界一の立役者になった男が、指導者としてグラウンドに帰ってくる。2020年には巨人でもプレーしたヘラルド・パーラ氏は、来季からナショナルズの一塁コーチに就任する予定。地元紙「ワシントン・ポスト」が伝えている。

 同紙のナショナルズ番アンドリュー・ゴールデン記者は「関係者:ヘラルド・パーラは来年ナショナルズの一塁コーチになる。パーラは2022年からマイク・リゾGMの特別補佐を務めている」と、自身のX(旧ツイッター)に投稿。2021年限りで現役引退した後は、愛されたワシントンで第2の人生を歩んでいた。

 パーラの代名詞と言えば、2019年に流行した「シャーク・ダンス」。登場曲の「Baby Shark」に合わせて観客が手を上下に叩きはじめ、球団初の世界一の象徴となった。2020年には巨人には移籍し、大きな注目を集めた。故障もあって47試合の出場で打率.267、4本塁打にとどまったが、明るい人柄で愛された。

(Full-Count編集部)

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