大谷翔平、アクーニャJr.は「全部ができる」 選手会MVP逃すも…認めた“凄さ”

エンゼルス・大谷翔平(左)とブレーブスのロナルド・アクーニャJr.【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平(左)とブレーブスのロナルド・アクーニャJr.【写真:ロイター】

選手間投票で選ぶ両リーグのMVPは初40HR&70盗塁のアクーニャJr.が受賞

 エンゼルスの大谷翔平投手が2日(日本時間3日)、選手間投票で選ぶ「プレーヤーズ・チョイス・アワード」のア・リーグ最優秀野手「アウトスタンディング・プレーヤー」を2年ぶりに受賞した。両リーグの年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」は最終候補入りしていたが選出ならず。受賞したブレーブスのアクーニャJr.外野手を「全部ができる選手」と称えた。

 大リーグ選手会公式X(旧ツイッター)が公開した他部門の受賞選手からの祝福動画で、大谷もアクーニャJr.にメッセージ。「打率も残せるし本塁打も打てる。守備も素晴らしいし走塁ももちろん素晴らしい。全部ができる選手じゃないかなと」と“総合力”の高さに着目し「アクーニャ選手、おめでとうございます」とお祝いした。

 大谷は今季、投手として10勝5敗、防御率3.14、167奪三振。野手として打率.304、95打点、OPS1.066の成績を残し、44本塁打で日本選手初の本塁打王を獲得している。一方のアクーニャJr.は、打率.337、41本塁打、106打点、73盗塁をマーク。史上初の40本塁打&70盗塁を達成し、地区優勝に貢献していた。

 米老舗メディア「スポーティング・ニュース」が10月に発表した今季MVPもアクーニャJr.が受賞。242票を獲得したアクーニャJr.に対して大谷は44票で2位に終わっていた。今オフは大谷の受賞ラッシュを阻む“ライバル”となっている。

(Full-Count編集部)

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