大谷翔平の“元祖ライバル”は「控えに転落」 新人王争いから5年…戦力外を重ねるワケ

パイレーツのミゲル・アンドゥハー【写真:Getty Images】
パイレーツのミゲル・アンドゥハー【写真:Getty Images】

パイレーツのアンドゥハーがアウトライト・ウエーバーにかけられている

 パイレーツは2日(日本時間3日)、ミゲル・アンドゥハー外野手をアウトライト・ウエーバーにかけた。地元メディア「DKピッツバーグスポーツ」のアレックス・スタンフ氏が伝えた。他球団からの獲得の申し入れがなければフリーエージェントになる。2018年に新人王争いを繰り広げた男が窮地を迎えている。

 ヤンキース時代の2018年には、149試合に出場して打率.297、27本塁打、OPS.855の大活躍。エンゼルスの大谷翔平投手と新人王を争ったが、次点で敗れた。しかし、その後は出場機会を減らし、昨年9月にはDFA(事実上の戦力外)になった。パイレーツに移籍しても今年1月と5月にもDFAになるなど、メジャーとマイナーを行き来。来季もメジャーの舞台に立てるのかわからない状況だ。

 一方、打撃成績を見ると悪いわけでもない。メジャー30試合で.250、4本塁打、OPS.776。マイナー3Aでは103試合で打率.338、16本塁打、OPS.941と好成績を残している。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「守備力に疑問があることもあり、彼はバックアップ的な役割に転落した」と分析。新人王争いの際にも指摘されていた弱点を改善できず、致命傷になっている。

(Full-Count編集部)

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