阪神・岡田監督「なんとか達成、アレのアレをね」 前回の日本一は27歳「長かった」

阪神・岡田彰布監督【写真:荒川祐史】
阪神・岡田彰布監督【写真:荒川祐史】

「選手でも日本一を達成できて、また監督で達成できて、本当に幸せ」

■阪神 7ー1 オリックス(5日・京セラドーム)

 阪神は5日、京セラドームで行われたオリックスとの「SMBC日本シリーズ2023」第7戦に7-1で勝利し、38年ぶりとなる日本一に輝いた。岡田彰布監督は「すごい応援をしてくれて、選手がすごい力になったと思います。なんとか達成できたので、アレのアレをね。本当にありがとうございました」と語った。

 前回1985年の日本一は、選手として経験した。「ちょうど27歳だったんですけどね、前回の日本一のときに。長かったですね。選手でも日本一を達成できて、また監督で達成できて、本当に幸せだと思います」と感無量のようだった。

 3回まで両軍無得点の緊迫した展開が、4回に破られた。1死走者なしから森下が左前打を放つと、続く大山は死球。ここでノイジーが、オリックス先発の宮城が投じたチェンジアップをすくい上げた。左翼スタンドへの先制3ランになると、5回にも森下の左前打、大山の内野安打、ノイジーの中前打で3点を追加した。

 投げては、シリーズ初登板となった先発の青柳が粘投。5回途中まで79球を投げ、4安打無失点と試合を作った。2番手の島本は、5回2死一、二塁のピンチで宗を左飛。3番手の伊藤将は、3回を無失点の大仕事を果たした。9回のマウンドには桐敷が上がり、2死から守護神の岩崎が登場。頓宮に一発を浴びたが試合を締めた。

(Full-Count編集部)

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