「酒を飲んだって意識」 イチロー氏が股関節を重視する理由…姿勢キッカケはバトン女子

野球部員を指導するイチロー氏【写真:代表撮影】
野球部員を指導するイチロー氏【写真:代表撮影】

「自分の足を見たら膝が開いていて、真っ直ぐしようと思った」

 マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が、4日から2日間にわたり北海道・旭川東高で野球部員たちを指導した。フリー打撃など実演しただけでなく、生徒たちからの質問にも応じ、日頃から股関節を意識している理由を明かした。

 女子マネジャーから「股関節を意識するのは日常から?」と聞かれたイチロー氏は「すごいところを見ているね」と驚き。「球場に来て普段と違う動きをしたら怪我をしちゃう。ストレスがかかる。だから普段から意識しないと。酒を飲んだって意識している。寝るとき以外は」と心掛けを語った。

 さらに姿勢についても言及。「小学校の時にバトン持って行進する女の子がいて、すごいきれいだなと思った。足(の動き)が。みんな揃っていて。それで、俺の足はどうだって思った。その日下校するときに自分の足を見ながら帰るでしょう。そうしたら膝が開いていて、真っすぐしようと思ったのがきっかけ」と説明。目からうろこの話の数々に、生徒たちは目を輝かせていた。

【写真】50歳になっても健在 “柔らかすぎる”イチロー氏

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY