山本由伸は「歴代最高」　300億円超えの契約へ…米国で“活躍間違いなし”と言われる理由

山本は「MLBでプレーする日本人最強の投手になる」

　オリックス・山本由伸投手のポスティングによるメジャーリーグ移籍が球団から承認されたことに伴い、米番組内で議論が白熱した。「MLBネットワーク」の番組「MLBナウ」では、専門家たちからメジャーでの活躍に太鼓判が押された。

　山本は3年連続で沢村賞を受賞し、今季も防御率1.16、171イニングで176奪三振をマーク。日本シリーズ第6戦では、14三振を奪って完投。番組内では同戦の映像が引用された。

　司会を務めるブライアン・ケニー氏「オリックスが右腕ヨシノブ・ヤマモトをポスティングした。WBCでは衝撃的なピッチングを披露した」と紹介。元メッツGMのスティーブ・フィリップス氏も「彼はMLBでプレーする日本人最強の投手になる。彼は歴代最高（の投手だ）」と話した。

　今オフの市場に出る投手としては、多くのメディアが大谷翔平投手に次ぐ存在として、山本を評価している。フィリップス氏は「彼はまだ25歳だ」と若さを評価し、8年2億2000万ドル（約330億円）の契約を予想した。

　またケニー氏は、活躍を予想する理由として、大谷の前例を挙げる。「興味深いのは、前回日本からMLBに移籍してきた大物投手（大谷）は、おそらく（MLB）最高の投手になった。なので、日本の成績が米国にそのまま反映されるかというと『イエス』と答えます」と、NPBブランドを評価。フィリップス氏「メッツのコウダイ・センガもいい成績を残した。ヤマモトも獲得したら、（メッツは）ローテーションの1、2番手が揃うよ」と胸を躍らせた。

（Full-Count編集部）