大谷翔平らNPB出身者が賑わす1400億円市場 もう“憧れ”ではない…急上昇する価値

DeNA・今永昇太、エンゼルス・大谷翔平、オリックス・山本由伸(左から)【写真:荒川祐史、ロイター】
DeNA・今永昇太、エンゼルス・大谷翔平、オリックス・山本由伸(左から)【写真:荒川祐史、ロイター】

米メディアが今オフのFAランクを紹介、1位の大谷翔平はじめ7人の“NPB出身者”の名前が

 メジャーリーグではワールドシリーズが終了し、ストーブリーグがいよいよ本格化する。エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平投手は、米東部時間6日午後5時(日本時間7日午前7時)に全球団との交渉が解禁されるなど、今オフも多くの選手が新たな契約を結ぶためにFAとなった。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」では、FAランクトップ50を紹介。7人のNPB経験者がランクインしている。

 今季のFA選手で最大の注目を集めている大谷はここでも1位。契約予想は12年5億2800万ドル(約793億円)としている。記事では、投打二刀流でメジャーを席巻した直近3年の活躍に焦点をあて、「オオタニは、MLBの選手や他のスポーツのスター選手たちが畏敬の念を抱くようなことを成し遂げる、世界最高の選手だ」と最大級の賛辞を送った。

 10位以内には、他にも日本人選手が2人ランクイン。オリックスからポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を目指す山本由伸投手は3位。契約予想は9年2億2500万ドル(約338億円)と破格の数字に。「(オオタニを除けば)メジャーに来た日本人投手のトップであるかもしれない」と説明。屈強な体格の選手が多いメジャーの中で、身体的なメリットは少ないものの、プロ入り後に大きな離脱がない耐久性も評価を高めているという。

 DeNAの今永昇太投手は10位となった。5年8500万ドル(約127億円)程度の契約が見込まれるとされ、昨オフに5年7500万ドル(約112億円)でメッツに入団した千賀滉大投手と比較されている。メジャー1年目ながら12勝を挙げた右腕が当初の想定以上の活躍を見せたことから、「イマナガのプロフィールがセンガより少し劣るとしても、センガより大きな保証額を得られる可能性がある」と、ポテンシャルに期待をしている。

 その他、50位以内には前田健太投手(25位)、ジャリエル・ロドリゲス投手(28位)、ニック・マルティネス投手(32位)、松井裕樹投手(43位)が名を連ねた。7選手の契約予想金額を合計すると、9億4700万ドル(約1424億円)となる。

 今やメジャーを席巻するビッグマーケットになりつつある“NPB出身選手”。大谷は3月のWBC決勝前のロッカーで「憧れるのを辞めましょう。憧れてしまったら超えられない」とナインを鼓舞した。もはやNPBの選手にとって、メジャーは“憧れ”ではなく、1人の選手として勝負をする場所になっている。

(Full-Count編集部)

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