12球団最多の21人に戦力外 21歳大砲候補、人的補償で加入も1年で…西武の戦力整理

西武を退団したブルックス・クリスキー(左)と仲三河優太【写真:荒川祐史、宮脇広久】
西武を退団したブルックス・クリスキー(左)と仲三河優太【写真:荒川祐史、宮脇広久】

クリスキー、ティノコ、ペイトン退団、支配下で7選手、育成で6選手を指名

 ドラフト会議と第2次戦力外通告期間が終了し、各球団の来季戦力に目途がつきはじめている。西武は12球団で最多となる21選手に戦力外を通告。ドラフト会議では、支配下で7選手、育成で6選手を指名した。後半戦の守護神を務めたブルックス・クリスキーら外国人選手も退団。主な戦力整理を見ていきたい。

 支配下の戦力外は公文克彦投手、佐々木健投手、森脇亮介投手、井上広輝投手、張奕投手、齊藤誠人捕手、中山誠吾内野手、赤上優人投手、中熊大智捕手、ブランドン内野手、川野涼多内野手、仲三河優太外野手の12選手。

 張奕は昨オフ、オリックスにFA移籍した森友哉捕手の人的保障として加入したが、1年で退団となった。仲三河は、大阪桐蔭高からドラフト7位で加入した3年目の21歳。将来の大砲候補として期待されていた。

 育成からは外国人選手を含む9選手が戦力外通告を受けた。また、支配下の助っ人ではブルックス・クリスキー投手、ヘスス・ティノコ投手、マーク・ペイトン外野手が退団。7月に加入したクリスキーは14試合に登板し、7セーブ2ホールド、防御率1.93。終盤戦は守護神も務めていた。支配下枠は61人とまだ補強の余裕を残している。

(Full-Count編集部)

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