「鶏の骨を投げつけてきた」ファンが歓待 移籍で一変…元助っ人の感謝「愛してくれた」

阪神などでプレーしたアロンゾ・パウエル氏(写真はジャイアンツコーチ時代)【写真:Getty Images】
阪神などでプレーしたアロンゾ・パウエル氏(写真はジャイアンツコーチ時代)【写真:Getty Images】

アロンゾ・パウエル氏は中日で5年プレーした後、1998年に阪神に在籍

 2023年のプロ野球は、岡田彰布監督が復帰した阪神が38年ぶり日本一に輝いた。過去にタテジマのユニホームを着た助っ人たちも喜びの声をあげている。中日で6年間プレーした後、1年間だけ在籍したアロンゾ・パウエル氏は「素晴らしかったよ」と懐かしんだ。

 パウエル氏は1992年から1997年まで中日でプレーし、3年連続首位打者(1994~1996年)に輝いた強打者。1998年は阪神に所属したが、78試合出場で打率.255に終わり、チームも最下位に沈んだ。

 スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が組んだ阪神特集の中で、パウエル氏は「長い間、敵のチームにいて、彼ら(阪神)に対して成功を収めてきた。僕がセンターを守っていた時に、阪神ファンが鶏の骨を投げつけてきたこともあった」と振り返る。

 しかし、阪神に移籍した後は「彼ら(阪神ファン)は僕を愛してくれた。歓迎してくれた。ずっとこのチームにいたような気にさせてくれだんだ」と懐かしんだ。阪神在籍の1年間は思うような成績は残せなかったが、忘れられない経験になったようだ。

(Full-Count編集部)

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