監督は辞任「酷い状態だった」 それでも冷めない熱…元助っ人が仰天した虎ファンの声援

元阪神助っ人のデーブ・ハンセン氏が38年前を振り返った
元阪神助っ人のデーブ・ハンセン氏が38年前を振り返った

1998年に阪神在籍…121試合に出場したデーブ・ハンセン氏

 阪神が1985年以来38年ぶりの日本一に輝いた2023年シーズン。かつてタテジマのユニホームを着て甲子園を沸かせた助っ人も喜びの声を上げた。1998年に在籍したデーブ・ハンセン氏は「信じられないようなお祭り騒ぎだろうね」などと語っている。

 ハンセン氏はドジャースなどに在籍した後、30歳シーズンの1998年に阪神へ。121試合に出場し打率.253、11本塁打をマークした。しかし、チームは52勝83敗で最下位に低迷。1997年から3度目の指揮を執っていた吉田義男監督が辞任した。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」による阪神特集の中で、ハンセン氏は「私はごく平凡な成績しか残せなかった。監督がクビになるほどひどい状態だった」と振り返りった。一方で「タイガースでの経験は素晴らしいものだった」とし、熱狂的ファンにも言及。「どこにでも応援に来てくれた。国の端から端まで離れていてもね。ここにもタイガースファンが来てるという感じだった」と振り返った。

 今回のリーグ優勝、日本一を受け、「信じられないようなお祭り騒ぎだろうね。オーマイゴッド。想像もできないよ……いや、本当は想像できる」とハンセン氏。25年前の風景を思い出しながら、熱狂するファンに思いを馳せていた。

(Full-Count編集部)

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