「格別な才能」GM会議で早くも話題　山本由伸、球団幹部の“リアルな評価”

マリナーズGM「ユニークな選手」、ブルージェイズGM「非常によく理解」

　オリックスからポスティングシステムを利用してメジャーリーグ移籍を目指す山本由伸投手は、米アリゾナ州スコッツデールで始まったGM会議でも大きな話題になっている。7日（日本時間8日）には、マリナーズのジェリー・ディポトGMやブルージェイズのロス・アトキンスGMらがリアルな評価を語っている。

　ディポトGMは「非常にユニークな選手だ。格別な才能を備えている。日本で優秀なキャリアを送ってきたことは間違いない」と高く評価。マリナーズはイチローを筆頭に、岩隈久志、城島健司ら多くの日本人選手が活躍してきた歴史がある。「大きく影響するのかもしれない。NPB出身の選手たちと我々の歴史は素晴らしい」と、獲得に動いた際には有利に働くかもと自信をのぞかせた。

　アトキンスGMも「我々のスタッフは彼のことを（スカウティングした上で）非常によく理解している。我々は日本には何度も行ったし、彼がチームに影響を与えられる能力を持っていると、はっきりと認識している」と高い関心を示した。ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが、日本での視察中にノーヒットノーランを目撃したのも話題。すでに駆け引きは始まっているようだ。

（Full-Count編集部）