合計500本塁打超え…“2人の大物”玉突き移籍も 期限まで2日、FA注目選手の決断は

巨人・中田翔(左)と西武・山川穂高【写真:矢口亨】
巨人・中田翔(左)と西武・山川穂高【写真:矢口亨】

広島の西川龍馬、ヤクルトの田口麗斗、楽天の茂木栄五郎らにも注目

 フリーエージェントの権利を持った選手たちの動向に注目が集まっている。FAの資格を取得した選手は、日本シリーズが終了した日の翌日から土、日、祭日を除く7日間以内に、権利を行使するかどうかを表明。その翌日に「FA宣言選手」として公示される。今年の場合、期間は14日までで15日に公示される。

 なかでも一番の実績があるのが、通算303本塁打を誇る巨人の中田翔内野手。海外FA権を有し、昨オフには3年契約を結んだものの、毎シーズンオフに契約を破棄できる権利(オプトアウト)を持つ。今季は92試合の出場で打率.255、15本塁打と出場機会を減らした。「真剣に考えたいです」と発言している。

 同じ一塁手では、西武の山川穂高内野手もいる。今年3月のWBCで侍ジャパンの世界一に貢献したが、自身の不祥事で17試合の出場にとどまった。国内FA権取得までの1軍登録日数には17日足りないが、故障者特例措置によって取得。「しっかり考えていかなければならない」と話しており、どんな決断を下すか。

 他にも広島の西川龍馬外野手、ヤクルトの田口麗斗投手、楽天の茂木栄五郎内野手、DeNAの石田健大投手、戸柱恭孝捕手らにも行使の可能性がある。また、オリックスの山崎福也投手、西武の平井克典投手、ロッテの田村龍弘捕手らがすでに行使を表明。田村は宣言した上での残留が、球団から発表されている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY