日本ハム王柏融、退団発表 4割打者も苦戦の5年「日本を離れ、次なるキャリアの機会を」
自身のインスタグラムを更新「球団と将来について議論を重ねました」
日本ハムの王柏融外野手が13日、自身のインスタグラムを更新し、退団を発表した。「最終的に、私は日本を離れ、次なるキャリアの機会を求めることを決断しました。球団が私の選択を理解し尊重してくれたことに感謝しています」と投稿。5年間の在籍で270試合に出場し、打率.235、15本塁打だった。
台湾プロ野球(CPBL)では2年連続で打率4割、3冠王を達成し、2019年に鳴り物入りで日本ハムに入団。しかし、昨季はわずか15試合の出場で打率.063、0本塁打、0打点にとどまり、同年のシーズン終了後に育成契約を結んでいた。今年7月に支配下復帰し、20試合に出場して打率.238、1本塁打、5打点だった。
○日本語コメント全文(原文ママ)
「この重要な人生の節目において、今感じていることを述べさせて頂きます。この数年間、私は故郷を離れ、たくさんの事を学び、言葉では表せないほどの貴重な経験をさせていただきました。まずは北海道日本ハムファイターズに深く感謝を申し上げます。球団の細やかな配慮とサポートのおかげで、練習や試合に集中できました。
シーズン終了後、私は球団と密接に連絡を取り合い、将来について議論を重ねました。また、この期間中、自分の選択について何度も考え、家族とも深く話し合いました。最終的に、私は日本を離れ、次なるキャリアの機会を求めることを決断しました。球団が私の選択を理解し尊重してくれたことに感謝しています。
日本で応援してくださったファンの皆様、球団監督、コーチをはじめ、関係者の皆様、チームメイトの皆様に改めて感謝いたします。皆さんのサポートが私を成長させ、日本での経験を貴重で忘れられないものにしてくれました。新天地でも引き続き頑張って参ります。感謝の気持ちを胸に、未来に向かい突き進みます。応援ありがとうございました!」
(Full-Count編集部)