493億円男は「また怪我をする」 ヤ軍GMの“諦め発言”に非難殺到「本当に失望」

ヤンキースのジャンカルロ・スタントン【写真:ロイター】
ヤンキースのジャンカルロ・スタントン【写真:ロイター】

スタントンは今季打率.191、24本塁打、60打点に終わった

 ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手は今季、打率.191、24本塁打、60打点というキャリアワーストの成績に終わった。残り4年9800万ドル(約149億円)の契約が残っており残留が濃厚だが、ブライアン・キャッシュマンGMは“諦めモード”だ。地元紙「ニューヨーク・デイリーニュース」が伝えた。

 先日行われたGM会議で、キャッシュマンGMはスタントンの復活について聞かれて明確な答えを示さなかった。今季はふくらはぎの張りの影響でわずか101試合の出場。2014年オフにマーリンズと結んだ13年総額3億2500万ドル(約493億7000万円)という巨額契約のもとでプレーするが、数々の下半身の故障歴によって「34歳の守備範囲は狭く、走塁にも影響した」と指摘した。

 キャッシュマンGMは「私たちはスタントンを復活させないといけない。彼は怪我がちだ」とコメント。「怪我をしている期間を短くしたい。でも彼は毎試合プレーするとは言わない。なぜなら、そうならないからだ。また怪我をする可能性の方が、(怪我を)しない可能性より高い。(怪我をすることを)含めて彼なんだ。でも健康であれば、彼は長い期間そうであったように素晴らしい打者だ」と話した。

 これにはファンから「あの発言には本当に失望している」「キャッシュマンGMは恥」「不快で傲慢なキャッシュマンGMはチームを去るべきだ」「キャッシュマンGMが獲得した選手だろ」「スタントンを擁護するつもりはないが、キャッシュマンGMの発言は人の顔に泥を塗る行為だ」などと非難の声が上がった。

(Full-Count編集部)

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