レギュラーは「柳田と近藤だけ」　指揮官明言…来春キャンプは初日から“サバイバル”

「2月1日から100％で動ける体じゃないと勝負にならないでしょ」

　ソフトバンクの小久保裕紀監督が来春のキャンプ初日からの“サバイバル”を予告した。野手が行っている宮崎での秋季キャンプ第4クール初日となった14日、練習後に「レギュラーは柳田と近藤だけ」と明言。柳田悠岐外野手、近藤健介外野手を除く面々によるレギュラー争いが、春のキャンプ初日からスタートすると宣言した。

　甲斐拓也捕手や今宮健太内野手、中村晃外野手ら今季もチームを支えた主力でさえも、決してレギュラー“確約”ではない。柳田、近藤以外は全員が競争の対象。「それ（柳田と近藤）以外の選手は2月1日から100％で動ける体じゃないと勝負にならないでしょ。その時点で動けなければ、最初のスタートラインには立てない」と語った。

　この秋季キャンプでも若手選手たちの見極めを進めている。14日夜には来春キャンプに向けて首脳陣の間でも話し合いを行う予定で「ちょっと練習メニューと人数の調整で、どういうふうにしようかなっていうのを今日ちょっと野手コーチで話し合いますけどね」とも明かしていた。

（福谷佑介 / Yusuke Fukutani）