大谷翔平が正力松太郎賞の特別賞…史上初の複数受賞　「栗山監督との受賞はうれしい」

大谷は2年ぶり2度目の特別賞、正力賞は阪神・岡田監督が初受賞

　今季のプロ野球で最も功績のあった監督や選手に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が14日に行われ、岡田彰布監督（阪神）の初受賞が決まった。侍ジャパン前監督の栗山英樹氏と大谷翔平投手（エンゼルスからFA）に特別賞が贈られた。大谷の受賞は2年ぶり2度目。（選考委員：王貞治氏＝欠席、山本浩二氏、門田隆将氏、高田繁氏、辻発彦氏）

　岡田監督は阪神の監督に復帰。18年ぶりのリーグ優勝＆38年ぶりの日本一に導いた手腕が評価された。

　特別賞の栗山氏は3月のWBCで侍ジャパンを3大会ぶり3度目の優勝に導いた。大谷は侍ジャパンの中心選手として活躍。米国との決勝戦では9回に登板し、胴上げ投手になった。

　大谷と栗山氏のコメントは以下の通り。

〇大谷
「今シーズンの成績とWBCの優勝も評価いただき、2年ぶり2度目の正力松太郎賞の特別賞を受賞できて光栄です。また前回受賞時と同様にファイターズと日本代表でご一緒した栗山監督と受賞できたのも、うれしく思います。来シーズンも引き続き応援をよろしくお願いします」

〇栗山氏
「栄誉ある賞をいただき、こんなに幸せなことはありません。一緒に戦った選手とスタッフ、すべての人に感謝いたします。ダルビッシュや正尚（吉田選手）、そしてともに今回受賞した翔平（大谷）らメジャーの選手が大変なスケジュールの中で尽力してくれたこともあり、多くの人に感動を与えることができたのであればうれしいです。これからも日本野球の発展のために力を尽くしていきます」

（Full-Count編集部）