韓国で無双なのに…“格安”でメジャー復帰? 右腕は長期契約を「もらえそうにない」

オリオールズ時代のアダム・プルトコ【写真:Getty Images】
オリオールズ時代のアダム・プルトコ【写真:Getty Images】

プルトコは2022年から韓国LGに所属し2年連続2桁勝利を挙げた

 2021年にオリオールズに所属したアダム・プルトコ投手は、KBOのLGで好成績を収め、メジャー復帰も見えている。米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」が伝えた。

 記事によれば、地元紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が「韓国での優秀な2年間の後、メジャー復帰を狙っている」と報じた。2022年が15勝5敗、防御率2.39で、2023年が11勝3敗、防御率2.41。合計で26勝8敗、防御率2.40、被OPSは.596で、スライダーの回転率は2486から2592に向上して変化も増したという。

 三振を量産する投手ではなく、韓国での全打席に対する三振の割合は21.7%だが、与四球の割合は6%。ゴロ率は46%で、2016~21年にインディアンズとオリオールズでプレーした際の17%、7.2%、28.8%から大きく改善している。

 それだけに「MLBチームが賭けに出たとしても長期契約はもらえそうにないが、1、2年のローコスト契約の可能性は無きにしもあらず。ローテ投手の座はなかなかもらえないとしても、怪我人が出た場合に備えて6人目か7人目の先発になるお買い得のスイングマン(先発とリリーフ両方をこなす投手のこと)を探しているチームのターゲットになる可能性がある。メジャーでリリーフとして通算51試合に登板しているため、プルトコはブルペンのロングリリーフも慣れている」と分析した。

 格安契約とはいえ、プルトコは3年ぶりのメジャー復帰を果たすことができるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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