大谷翔平への“故意死球”で物議…韓国人右腕がメジャー移籍か　天才打者と共演の可能性

イ・ジョンフとコ・ウソクにMLB球団が身分照会…米メディア伝える

　韓国プロ野球（KBO）で活躍するイ・ジョンフ外野手（キウム）、コ・ウソク投手（LG）にMLB球団が身分照会したと米メディアが伝えた。中日でプレーしたイ・ジョンボム氏の息子であるイ・ジョンフは今オフのポスティングによるメジャー移籍が確実視されているが、義弟にあたる25歳右腕のコ・ウソクもメジャーに渡る可能性が出てきた。

　韓国メディア「OSEN」が報道したところによると、イ・ジョンフとコ・ウソクに対して、MLB球団から身分照会の要請があったという。これに米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が反応。コ・ウソクについて、25歳右腕はこの5年間LGのクローザーとして活躍し、今年の韓国シリーズ制覇に貢献したことに触れた。

　ポスティングによる移籍が確定的だったイ・ジョンフに関しては「形式上」だが、コ・ウソクについてはこれまで移籍の「噂はなかった」と記事は解説。身分照会したからといってメジャー移籍を選手が宣言しているわけではなく、LGもコ・ウソクのポスティングを公表しているわけではない。だが、「MLBファンが意識すべき興味深い名前であることに変わりはない。8月上旬に25歳になったばかりで、（25歳の）イ・ジョンフと日本のエースであるヤマモト同様、MLB球団が獲得可能になるアジアからの選手の大半よりもかなり若い」と伝えた。

　コ・ウソクはイ・ジョンフの妹と結婚しており、2人は義兄弟の間柄。3月のWBC開幕前には大谷翔平投手に対して“故意死球”発言をして物議を醸したが話題となった。天才打者として知られる義兄とともに海を渡るのか、注目される。

（Full-Count編集部）