戦力外の大物が続々新天地へ、3球団で大きな動き 阪神エース候補が育成に…17日の去就

DeNAが獲得した中川颯と森唯斗、ヤクルトが獲得した西川遥輝と嘉弥真新也(左から)【写真:荒川祐史】
DeNAが獲得した中川颯と森唯斗、ヤクルトが獲得した西川遥輝と嘉弥真新也(左から)【写真:荒川祐史】

戦力外となっていた西川遥輝、森唯斗らの去就が決定

 17日は3球団に大きな動きがあった。広島は、マット・レイノルズ内野手、ジェイク・シャイナー内野手と選手契約が合意に達したと発表。また、ライアン・マクブルーム内野手とマット・デビッドソン内野手の2選手とは、来季の契約を結ばないことを発表した

 32歳のレイノルズはメジャーで通算225試合に出場し、打率.229、7本塁打、42打点。マイナー通算では926試合で打率.277、74本塁打、440打点の成績を残している。28歳のシャイナーはメジャー経験がなく、マイナーでは通算659試合に出場して打率.262、102本塁打、439打点を記録している。

 マクブルームは、来日1年目の2022年に打率.272、17本塁打を放つも、今季は打率.221、6本塁打と成績を下げていた。今季から加入したデビッドソンはチームトップの19本塁打をマークも、打率.210と確実性が課題だった。

 DeNAは今季限りでソフトバンクを戦力外となった森唯斗投手と、オリックスを戦力外となった中川颯投手を獲得。巨人を戦力外となった堀岡隼人投手を育成で獲得すると発表。今永昇太投手、トレバー・バウアー投手、石田健大投手の去就が不透明な中で、一気に投手3人を獲得した。

 ヤクルトは、楽天を戦力外となっていた西川遥輝外野手、ソフトバンクを戦力外となっていた嘉弥真新也投手と増田珠内野手の獲得に関して基本合意に至ったと発表している。

 2018年にセーブ王に輝いた森や、4度の盗塁王の西川など戦力外となっていた6選手の去就が一気に決まった。他にも阪神の高橋遥人投手が育成契約に。楽天・林優樹投手が16日に左肘を手術(左肘頭スクリュー抜釘及び左肘観血的固定術)をしたことが発表されている。

(Full-Count編集部)

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