侍ジャパン、韓国破りアジアCS連覇　門脇がサヨナラ打…延長タイブレークの熱戦制す

延長10回に吉村が1点を失うも…坂倉が同点犠飛→門脇がサヨナラ打

　野球日本代表「侍ジャパン」は19日、「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」決勝戦で韓国に延長タイブレークの末、4-3でサヨナラ勝利を収めた。2017年大会以来2大会連続の優勝となった。

　日本は2回、先頭を四球で歩かせると、続くキム・ドヨン内野手の犠打を一塁手・牧秀悟内野手（DeNA）が痛恨失策。無死一、二塁からユン・ドンヒ外野手を三振に仕留めたが、4番のノ・シファン内野手に左中間への2点二塁打を許した。

　5回からは2番手・根本悠楓投手（日本ハム）が登板した。打者3人で抑えるとその裏、牧が左翼にソロを放ち反撃開始。6回1死三塁では、佐藤輝明内野手（阪神）の中犠飛で同点に追いついた。

　試合はタイブレークの延長戦へ。10回に吉村貢司郎投手（ヤクルト）が1点を失ったが、その裏、1死満塁で坂倉将吾捕手（広島）が同点犠飛。万波中正外野手（日本ハム）が申告敬遠で再び満塁とし、門脇誠内野手（巨人）が三遊間を抜けるサヨナラ打を放った。

　今大会はオーバーエイジ枠3枠を除き、24歳以下プロ入り3年もしくは目以下の選手で構成されている。侍ジャパンは予選から全勝でアジア王者に輝き、井端弘和監督は6回宙を舞った。

（Full-Count編集部）