防御率6点台&30歳の“獲得”に5人放出…最強軍団の大ナタ、衝撃トレードの意図

ブレーブスに加入したアーロン・バマー(写真はWソックス在籍時)【写真:Getty Images】
ブレーブスに加入したアーロン・バマー(写真はWソックス在籍時)【写真:Getty Images】

ブレーブスはソロカら5選手を放出し、Wソックスからバマーを獲得した

 ブレーブスは今季、レギュラーシーズンでは104勝58敗で30球団最高勝率.642と独走しながら、プレーオフでは地区シリーズでフィリーズに敗れた。オフシーズンに入ると、悲願の世界一へ大胆すぎる動きを見せている。16日(日本時間17日)には、ホワイトソックスと1対5の大型トレードを敢行している。

 ブレーブスが放出したのはマイク・ソロカ投手、ジャレッド・シュスター投手、ニッキ―・ロペス内野手、ブレイデン・シューメイク内野手、ライリー・ゴーウェンス投手の5選手。ソロカは2019年に13勝4敗、防御率2.68で新人王投票2位。2020年には開幕投手を務めたが、2度のアキレス腱断裂で低迷していた。

 一方、獲得したのはアーロン・バマー投手ひとり。今季は61試合に登板したが、5勝5敗15ホールド、防御率6.79の成績だった。メジャー通算289試合に登板して14勝15敗、85ホールド5セーブ、防御率3.89だが、守護神を務めた経験もない。では、30歳の平凡な救援投手に、なぜ5選手も放出したのだろうか。

 メジャーリーグでは、各球団がメジャー出場の前提となる40人枠の中で、やりくりしなくてはいけない。つまり新たな選手を獲得すれば、誰かが枠から外れる。ブレーブスはこの枠に残る可能性の低かった4選手とマイナー1選手を放出。対価は少なくとも、3枠を空けたことで補強の身動きが取りやすくなる。

 ブレーブスが獲得したバマーは、今季は防御率6点台も、投手の内容を評価するFIPでは3.58をマーク。昨季は32試合で防御率2.37、2021年も62試合で防御率3点台の成績を残していた。ホワイトソックス在籍時には2020年から始まる5年1600万ドル(約23億7300万円)の延長契約(プラス2年の球団オプション=計1475万ドル、約22億円)を結んでいるため、ブレーブスは2025万ドル(約30億円)という少ない負担で、バマーを2026年まで保有することが可能ということも獲得の背景にある。

(Full-Count編集部)

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