FA行使の西武・平井は長考モード「年は越したくない」 残留基本線も「納得するまで」

球団納会ゴルフに参加した西武・平井克典【写真:湯浅大】
球団納会ゴルフに参加した西武・平井克典【写真:湯浅大】

代理人を通じて交渉中も「もう少ししたら対面で話したい」と同席へ

 国内フリーエージェント(FA)権を行使した西武の平井克典投手が24日、交渉の進捗について言及した。今月9日に権利の行使を発表した右腕は、「何も話すことはないですよ」とは言いながらも、「来年しっかりやるために、お互いに納得するまで話したいと思います」「ゆっくりというかじっくりですね」と“長考”することを示唆した。

 ここまで代理人を通して1、2回の交渉を行ったといい、「もう少ししたら対面で話したい。直に自分が思っていることを伝えたいので」と交渉に同席する意向も示した。「条件等々を含め、話し合うことは多々ある」と語りつつも「年は越したくないと思っています」と年内決着を目指す。

 7年目の今季は54試合に登板し、4勝3敗28ホールド、防御率2.55の好成績を収めた平井は、移籍については「あまり考えていないです」と語っていた。この日は埼玉・飯能市の武蔵丘ゴルフコースで行われた球団納会ゴルフに参加。佐藤龍世内野手らと同組で笑顔でラウンド。気になるスコアに関しては明かさなかった。

(湯浅大 / Dai Yuasa)

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