助っ人は途中退団、トレード加入も出場ゼロ 大竹が躍動の裏で…阪神の補強診断

阪神のシェルドン・ノイジー(左)と大竹耕太郎【写真:小林靖、荒川祐史】
阪神のシェルドン・ノイジー(左)と大竹耕太郎【写真:小林靖、荒川祐史】

大竹は12勝の活躍、ブライアン・ケラーは登板ゼロで退団、高濱も出場がなかった

 今季18年ぶりのリーグ優勝&38年ぶり日本一に輝いた阪神。復帰した岡田彰布監督の手腕が光った他、現役ドラフトで獲得した大竹耕太郎投手ら新加入選手も奮闘した。ここでは昨オフの補強を振り返る。

 昨オフに補強した選手はドラフトを除くと7選手。現役ドラフトでソフトバンクから加入した大竹耕太郎投手は自己最多の12勝、防御率2.26と大活躍し、優勝に貢献した。

 日本ハムからトレード加入したのは渡邉諒内野手、高濱祐仁外野手の2人。渡邉は59試合で打率.177、2本塁打、高濱は1軍出場機会がなかった。2軍では打率.192、3本塁打、12打点だった。

 外国人ではブライアン・ケラー投手が1軍登板機会のないまま7月に退団。ジェレミー・ビーズリー投手は18登板で1勝2敗、防御率2.20をマークした。7月に加入したコルテン・ブルワー投手は13登板で防御率2.38だった

 野手ではシェルドン・ノイジー外野手が133試合に出場し、9本塁打、56打点、打率.240。やや物足りない成績だったが、日本シリーズでは優秀選手賞を受賞した。ヨハン・ミエセス外野手は60試合で打率.222、5本塁打に終わったが、明るいキャラクターでファンのハートをつかんだ。

 今オフは2016年新人王の高山俊外野手ら、支配下では7選手に戦力外を通告。連覇に向け今後、どんな補強に乗り出すだろうか。

(Full-Count編集部)

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