6年前に逃した大きな魚… 大谷翔平を全力獲得へ、名門が目論む金額だけでない“一手”

エンゼルスからFAとなった大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルスからFAとなった大谷翔平【写真:Getty Images】

カブスは“大谷獲り”へ「最後まで全力で挑む」

 エンゼルスからFAとなった大谷翔平投手の争奪戦に、ナ・リーグ中地区のカブスが全力で挑むと、米メディアが伝えた。これまで有力候補には挙がっていなかったものの、記事の中で“大谷獲り”に向けた戦略を分析している。

 米メディア「Audacy Sports」のブルース・リバイン記者は、「カブスはショウヘイ・オオタニの獲得に向けて最後まで全力で挑む計画だ」との見出しで報道。大谷が渡米する際にも獲得に動いたものの、当時はナ・リーグにDH制度がなかったこともあり、「獲得できるチャンスがあまり無かった」と伝えている。

 6年が経ち、大谷は歴史的な選手に成長。今オフの契約総額は5億ドル(約748億円)規模とも言われている。「カブスは彼の獲得に向けて、積極的に動く。オオタニを獲得するには、歴史的なオファーを提示しないといけないことをカブスは理解している。そして、柔軟な契約を提示する姿勢も見せている。(大谷が希望すれば)オプトアウト権も用意するつもりだ。オオタニが何らかの理由で長期契約より年俸が高い短期契約を希望すれば、提示する準備ができているだろう」と、獲得に全力を尽くすとしている。

 2022年からナ・リーグにもDH制度が採用されており、カブスにとっては追い風だ。さらに、今オフは4年間監督を務めたデビッド・ロス氏を解任。クレイグ・カウンセル監督と契約した。「彼らは球界で最高の監督を獲得したと信じている」と、新監督招へいも大谷獲得への交渉材料になると予想した。

(Full-Count編集部)

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