去就決まる“トライアウト未受験組” 引退決断も…戦力外獲得期間から10日経過

西武が獲得した炭谷銀二朗、DeNAが獲得した森唯斗、引退を決断した奥村展征(左から)【写真:矢口亨、荒川祐史、小林靖】
西武が獲得した炭谷銀二朗、DeNAが獲得した森唯斗、引退を決断した奥村展征(左から)【写真:矢口亨、荒川祐史、小林靖】

トライアウトを受験しなかった選手たち、引退決断&他球団が獲得も

 15日に実施された「12球団合同トライアウト」から11日が過ぎた。参加した選手の中でNPB球団からの獲得発表はなく、新天地が決まっているのはトライアウト未受験の選手ばかりだ。

 中日は中島宏之内野手(巨人)、上林誠知外野手(ソフトバンク)ら4選手、ヤクルトは西川遥輝外野手(楽天)、嘉弥真新也投手(ソフトバンク)ら3選手、DeNAは森唯斗投手(ソフトバンク)、中川颯投手(オリックス)、堀岡隼人投手(巨人)を獲得。いずれの選手も、受験前に球団から獲得打診があったと思われ、トライアウトには参加していない。

 他にも炭谷銀二朗捕手(楽天)は古巣・西武に6年ぶりに復帰。鍵谷陽平投手(巨人)も育成契約で5年ぶりに日本ハムに復帰、山田遥楓内野手(日本ハム)は楽天と育成契約を結ぶなど、続々と新天地が決まっている。トライアウトの参加リストに名前が記載されていた鍬原拓也投手(巨人)は、参加を辞退。ソフトバンクが育成で獲得する見込みとなっている。

 一方で、竹安大知投手と石岡諒太内野手(ともにオリックス)、渡邉大樹外野手(ヤクルト)、石橋良太投手(楽天)、公文克彦投手(西武)は引退を発表している。奥村展征内野手(ヤクルト)、三好匠内野手、横尾俊建内野手(ともに楽天)らは引退を決断し、NPBでのコーチ就任が発表されている。

 実績ある未受験組では三上朋也投手(巨人)、宮國椋丞投手(DeNA)、北條史也内野手(阪神)らの去就が発表されていない。

(Full-Count編集部)

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