MVPはオリ・山本由伸と阪神・村上頌樹 史上3人目の3年連続&セ初の新人王と“W受賞”

オリックス・山本由伸(左)と阪神・村上頌樹【写真:矢口亨】
オリックス・山本由伸(左)と阪神・村上頌樹【写真:矢口亨】

山本は3年連続投手4冠…リーグ3連覇に貢献してメジャーへ

 日本野球機構(NPB)は28日、都内で今季プロ野球の総決算となる「NPBアワード2023 supported by リポビタンD」を開いた。最優秀選手賞(MVP)では、セ・リーグでは阪神・村上頌樹投手が初受賞、パ・リーグではオリックス・山本由伸投手が3年連続で受賞した。

 山本は今季、16勝6敗、防御率1.21、169奪三振の成績を残し、3年連続で最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率の投手4冠に輝いた。3年連続でのMVPは1976~78年の山田久志投手と1994~96年のイチロー外野手以来、史上3人目となっている。オフにポスティングシステムを申請。メジャー移籍を目指している。

 村上は3年目の今季は、最優秀防御率に輝くなど、22試合に登板し10勝6敗、1ホールド、防御率1.75の好成績を収め、チームの38年ぶり日本一に貢献。ベストナインこそDeNA・東克樹投手に譲ったが、最優秀新人賞との“W受賞”となった。

【一覧】史上3人目&初の“W受賞”…2023年MVP得票数

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