1年で775%増、楽天28歳は3500万円アップ…大幅昇給が続々 29日の契約更改

契約更改交渉に臨んだオリックス・茶野篤政(左)とソフトバンク・板東湧梧【写真:真柴健、藤浦一都】
契約更改交渉に臨んだオリックス・茶野篤政(左)とソフトバンク・板東湧梧【写真:真柴健、藤浦一都】

オリ・茶野は育成時代の240万円から2100万円の大幅昇給

 29日のプロ野球界では各球団で契約更改が本格化した。オリックスの茶野篤政外野手は2100万円でサイン。2022年育成ドラフト4位で入団した際の年俸は240万円で、1年間で775%増の大出世となった。他にも若手が続々昇給を勝ち取った。(金額はすべて推定)

 茶野は今季、開幕前に支配下登録を勝ち取ると、91試合で打率.237、1本塁打、23打点の成績を残した。しかし、ポストシーズンでの出場機会はなく、「後半戦に打撃の状態が悪くなってしまったのは課題。もっともっとできたなと思います」と来季の課題を口にした。

 オリックスでは安達了一内野手が1500万円減の5500万円でサイン。36歳シーズンとなる来季は、コーチ兼任でプレーする。「選手がメーンでということを言われているので、しっかり頑張っていきたい」と力を込めた。また、小木田敦也投手も昨季の1600万円から225%アップの3600万円でサインした。

 ソフトバンクでは、板東湧梧投手が600万円増の4000万円でサイン。今季は先発、中継ぎで30試合に登板。5勝4敗1ホールド、防御率3.04だった。笠谷俊介投手、生海外野手、野村勇内野手はダウンとなった。

 楽天では浅村栄斗内野手が現状維持の年俸5億円でサイン。4年契約の1年目だった今季は26本塁打で2度目のタイトルを獲得した。36盗塁で自身初の盗塁王の小深田大翔内野手は、8500万円で更改。3500万円増の大幅昇給を勝ち取った。

(Full-Count編集部)

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