日本でわずか1発も…異国で躍動し“別人”に 再起かける元助っ人の止まらぬ無双

元ロッテのケニス・バルガス【写真:荒川祐史】
元ロッテのケニス・バルガス【写真:荒川祐史】

バルガスは2019年にロッテに所属も33試合出場にとどまり1年限りで退団

 元ロッテのケニス・バルガス内野手が、メキシコのウインターリーグで猛打を振るっている。「アギラス・デ・メヒカリ」の一員として39試合に出場して打率.307(137打数42安打)、7本塁打、34打点、出塁率.412、長打率.533、OPS.945。33歳となったが、その勢いは止まらない。

 2009年にツインズと契約し、2014年にメジャーデビュー。2016年から2年連続2桁本塁打を放つも2018年3月にDFA(事実上の戦力外)となり、2019年からロッテに加入した。

 196センチ、133キロの体で中軸候補として期待されたが、35試合の出場で打率.179、1本塁打、6打点と結果を残すことができず、わずか1年で退団した。2020年はタイガースとマイナー契約したが、7月に退団。その後メキシカンリーグへ移って輝きを取り戻した。今季も2球団で16発を放ち、ウインターリーグでも快音を響かせている。

 異国の地で持ち前のパワーを存分に発揮している元助っ人は、今後どのような成績を残すのだろうか。

(Full-Count編集部)

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