西武平良は8000万円増の2.5億円「妥当かな」 納得の一発サイン…“異例のお願い”も

契約更改交渉臨んだ西武・平良海馬【写真:宮脇広久】
契約更改交渉臨んだ西武・平良海馬【写真:宮脇広久】

11勝7敗、防御率2.40に「今年は100点」…来季の目標は最多奪三振

 先発転向1年目の西武・平良海馬投手が1日、所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、8000万円増の来季年俸2億5000万円(金額は推定)でサイン。「妥当かなと思います」と納得の表情を見せた。

 プロ入りから5年間専らリリーバーとして活躍していた平良は昨オフ、2019年オフから希望していた先発転向が一向に認められないため、最初の契約更改交渉を保留。後の交渉で先発転向を勝ち取っていた。

 今季は規定投球回数をクリア。23試合で11勝7敗、リーグ4位の防御率2.40をマーク。153奪三振は同3位だった。「しっかり、やりたい仕事ができて、イニングもそこそこ、規定(投球回)に乗れてよかった」と振り返る。来季の目標に最多奪三振を掲げ「今年は100点だと思いますが、課題も見えてきた」と見据えた。

 会見では“異例のお願い”で報道陣を笑わせる場面も。「オフは(自身の)YouTubeチャンネルを見ていただければ」「ゲーム実況、釣りもあげています」と「たいらげーむ」を宣伝。来季もプロ野球選手とYouTuberの二足の草鞋で勝ち星を挙げていく。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY