自由契約でも退団確実ではない 残留したケースも…注目選手の気になる去就

自由契約となったDeNAのトレバー・バウアー(左)とロッテのグレゴリー・ポランコ【写真:荒川祐史】
自由契約となったDeNAのトレバー・バウアー(左)とロッテのグレゴリー・ポランコ【写真:荒川祐史】

DeNA・バウアー、ロッテ・ポランコ、ペルドモらが自由契約に

 日本野球機構(NPB)は1日、2023年度の契約保留者名簿と自由契約選手を公示した。保留者名簿に記載されているのは支配下選手のうち、各球団が来季の戦力として契約する権利を持つ選手となる。一方で、名簿から外れた148選手が自由契約となった。

 今回の公示では、助っ人選手ではDeNAのトレバー・バウアー投手や、西武のデビッド・マキノン内野手、ロッテで今季タイトルを獲得したグレゴリー・ポランコ外野手や、ルイス・ペルドモ投手らが保留者名簿を外れた。

 しかし、特に外国人選手の場合、保留選手名簿から外れて自由契約となっても、それで即退団になるとは限らない。残留オファーを出していても、契約の交渉を進めていく中で、保留者名簿の提出期限までに合意に至らなければ、一旦は保留者名簿からは外さなければならない。その後、交渉が合意に達して残留となるケースもある。

 2018年オフ、2019年オフと保留者名簿から外れたソフトバンクのジュリスベル・グラシアル外野手は、キューバ政府との交渉が長引いていたことが原因で、結局は残留が決まった。アルフレド・デスパイネ外野手も2019年オフは同様のケースで残留した。(今オフはすでに球団から来季の契約を結ばないことが発表されている)。他にも、2018年オフは阪神のラファエル・ドリス投手が保留者名簿から外れるも、その後残留が決まった。

(Full-Count編集部)

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