防御率0.39の無双右腕、来季“日本人扱い”の好打者も 自由契約にならなかった主な助っ人

中日のダヤン・ビシエド、ライデル・マルティネス、巨人のフォスター・グリフィン(左から)【写真:矢口亨、小林靖】
中日のダヤン・ビシエド、ライデル・マルティネス、巨人のフォスター・グリフィン(左から)【写真:矢口亨、小林靖】

NPBが各球団の契約保留者名簿を公示…中日はマルティネス&ビシエドが記載

 日本野球機構(NPB)は1日、各球団の契約保留者名簿を公示した。公示された選手は他球団との交渉が禁止される。各球団では正式発表されていない助っ人の残留も決まった。

 中日ではダヤン・ビシエド内野手、ライデル・マルティネス投手の残留が決定。ビシエドは来日8年目の今季、自己ワーストとなる打率.244、6本塁打、23打点に終わった。国内フリーエージェント(FA)権を獲得し、来季は日本人扱いとなる。マルティネスは守護神として48試合に登板、3勝1敗32セーブ9ホールド、防御率0.39。自責点はわずかに2と無双していた。

 巨人はフォスター・グリフィン、ヨアンデル・メンデスの2投手が公示された。ともにグリフィンは今季、ローテーションの一角として6勝5敗、防御率2.75。メンデスも16登板で5勝5敗、防御率2.07の成績だった。

 オリックスでは、レアンドロ・セデーニョ内野手とマーウィン・ゴンザレス内野手が残留した。セデーニョは昨オフに育成契約を結び、5月に支配下登録。57試合で打率.244、9本塁打だった。ゴンザレスも打率こそ.217だったが、好守でチームを救う場面もあった。

 ロッテはCC・メルセデス投手が残留。今季は4勝8敗と大きく負け越したが、防御率は3.33。7年目の来季、復活に期待がかかる。

(Full-Count編集部)

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