貢献度12球団トップも…まさかの自由契約 移籍市場に現れた“野手最強助っ人”
西武のマキノンが自由契約となった
西武のデビッド・マキノン内野手は、1日に発表された契約保留者名簿から外れ、自由契約となった。来日1年目の今季は127試合に出場して打率.259、ともにチーム2位の15本塁打、50打点をマークした。12球団を見渡しても“当たり助っ人”だったけに、ネット上でも「残留してくれ」「マキノン……」と話題となっていた。
マキノンは昨季、大谷翔平投手が所属するエンゼルスでメジャーデビュー。アスレチックスとの2球団で計22試合に出場した。今季は日本に新天地を求め、西武には欠かせない選手となった。プロ野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、WARはサンタナ(ヤクルト)と並んで助っ人野手最高の「2.1」をマークしていた。
大きな体だが、守備も軽快。一塁の守備では、リーグトップとなるUZR6.5を記録していた。今オフは山川穂高内野手がFAを行使しており、マキノンもいなくなるとなれば大きな痛手だ。ただ、自由契約となっても即退団になるとは限らず、その後交渉が合意に達して残留となるケースもある。
ネット上でも「マキノン」がトレンド入りし、「残ってほしい」「やはりマキノンは残したい」「出ていかないで」と嘆きの声が上がっていた。来季はどこでプレーするのか、去就に注目が集まる。
(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。