台湾WLで日本勢が席巻…打率10傑ほぼ独占 巨人22歳が驚異の5割、社会人屈指の好打者も

巨人・萩尾匡也(左)と大阪ガス・三井健右【写真:矢口亨、編集部】
巨人・萩尾匡也(左)と大阪ガス・三井健右【写真:矢口亨、編集部】

巨人萩尾が6試合で打率.500のロケット発進、ヤクルト北村は.429で4位

 台湾で行われているアジアウインターベースボールリーグは、若手の修行の場として期待の選手たちがしのぎを削っている。日本からはNPB RED(紅=ソフトバンク、オリックス、阪神、ロッテ、ヤクルト)、NPB WHITE(白=巨人、DeNA、楽天、西武、中日)、JABA選抜が参加しているが、打率ランキングでは日本勢が上位を独占している。(数字は1日終了時点)

 現在首位打者を走るのは、巨人の2022年ドラフト2位・萩尾匡也外野手。6試合で打率.500(14打数7安打)のロケット発進だ。今季1軍では11試合で打率.063に終わったが、2軍では101試合に出場して打率.283をマークしており、飛躍のきっかけとしたい。

 2位は大阪ガス・三井健右外野手で、6試合で打率.474(19打数9安打)。大阪桐蔭高で主戦として活躍し、立大でも2年春からベンチ入り。フルスイングが武器の社会人屈指の好打者が力を発揮している。3位の三菱重工East・山中稜真外野手も6試合で打率.440(25打数11安打)と快音を連発している。

 4位は6試合で打率.429(14打数安打)のヤクルト・北村恵吾内野手。中大からドラフト5位で入団して、プロ初安打が満塁本塁打というド派手デビューを飾ったが、結局は12試合で打率.190、1本塁打、7打点どまりだった。

 5位は台鋼ホークスの紀慶然(打率.421)だが、6位の日本通運・添田真海内野手(.409)、7位のソフトバンク・正木智也外野手(打率.400)、8位の中日・鵜飼航丞外野手(.389)、9位の日本新薬・若林将平外野手(打率.348)と、トップ10に日本選手8人が名を連ねている。鵜飼はすでに3本塁打を放つなど、非凡な才能を発揮している。

(Full-Count編集部)

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