プロ球団で活躍する社員の特徴は? 「パ・リーグ スポーツ転職フェア」開催
11月8日から3日間、オンラインで実施…今年は夏・秋の2回開催に
スポーツ業界へ転職を考えるビジネスパーソンに向け、パ・リーグ6球団をはじめとするスポーツ関連企業26社が一堂に会し、ビジネスとしての“スポーツ”について知見を深められる中途採用イベント「パ・リーグ スポーツ転職フェア2023 秋 by doda 」が11月8日から3日間、オンラインで開催された。今回で7回目の同イベントは昨年まで年1回開催だったが、今年は夏・秋の年2回の開催に。7月の「夏の転職フェア」をきっかけに入社し、スポーツ業界で新たなキャリアをスタートしている方も複数いるという。
「パシフィックリーグマーケティング株式会社」の藤井頼子さんはイベント冒頭、、参加者に「スポーツ業界で何をしたいですか?」と問いかけた。「何をしたいか、具体的に決まっていなくても大丈夫です。この転職フェアを通して 『スポーツ業界で何をしたいか』をポイントとして考えていただき、気付きや発見を持ち帰っていただければと思います」とメッセージを送った。
イベントのコンテンツは大きく2つ。1つはスポーツ関連企業26社による企業説明会、もう1つはスポーツ業界で活躍する人を招いてのトークセッション。参加企業26社による企業説明会はオンライン開催のため、「少し気になるな……」と思う企業でも気軽に参加でき、質問もできる。
株式会社千葉ロッテマリーンズの企業説明会では、経営管理本部管理部の町直也さんから2023年シーズンの代表的な取り組みの振り返り、球団理念、募集職種、募集要項について説明があった。質疑応答で「御社で活躍している社員の特徴を教えてください」と問われ、「『新しいことにチャレンジする』という社風が強くあるなかで、前向きに物事を捉える方、率先して自分から考えを発言する方、発言した後に行動に移せる方など自発的な方が多く見られるかなと思います」と回答した。
さらに「今年はリーグ2位という結果になりましたが、来年は日本シリーズに行けるよう、新たな常勝軍団を目指し一緒に球団を盛り上げていただける方のご応募をお待ちしております」と続けた。
スポーツ業界への転職は「今、ものすごくいいタイミング」
実際に活躍する人のリアルな声が聞けるトークセッションでは、転職ノウハウや最先端のスポーツビジネストレンドを知ることができる。「ホンネトーク ~転職者座談会~」では、株式会社博報堂DYスポーツマーケティングの川本康太さん、ファナティクス・ジャパン合同会社の水嶋茂さん、パシフィックリーグマーケティング株式会社の高木隆さんがゲストで参加。異業種からの転職活動のエピソードややりがい、現在に至るまでの背景に迫る45分のトークセッションとなった。
水嶋さんは「スポーツは人の人生を豊かにする素晴らしいものだと思っていて、その業界に関われることは意義深いことだと感じています。スポーツ業界がスピード感を持って進化をしている今、転職するのはものすごくいいタイミング。ぜひお待ちしております」と視聴者へ語りかけた。
企業説明会はアーカイブ配信もされる(一部企業を除く)。さまざまな企業の理念や職種に触れ、スポーツビジネス現場の最前線の情報を得て自らの思考を広げることで、より可能性に満ちた転職活動にできる「パ・リーグ スポーツ転職フェア」。スポーツを“観る”から“創る”に変えてみたい方、まだ求人募集中の企業は多数あり、ぜひチャレンジしてみてはどうだろうか。
(「パ・リーグ インサイト」池田紗里)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)