今永昇太、146億円契約の可能性　跳ね上がる金額…DeNAに転がり込む“25億円”

米メディアの当初予想は約125億円だった

　ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指すDeNA・今永昇太投手の契約が、1億ドル（約146億5500万円）に達する可能性があると米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者が伝えた。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」もパッサン記者の報道に触れ、その巨額契約が実現すれば、DeNAにも大きなメリットをもたらすとしている。

　今永について同メディアは、毎年恒例の「FA50傑」で10位（先発では6位）に選出し、5年8500万ドル（約124億5700万円）と予想した。「球種が多く、メジャーでは先発ローテの2、3番手を担えると思われている」と評価する。

　一方、パッサン記者は、FA市場での今永への需要は予想よりも強い可能性を示唆していると解説。最終的には、昨年オフに千賀滉大投手がメッツと結んだ5年7500万ドル（約109億9100万円）を上回る、1億ドル近くを保証される可能性があると最近記したことに言及した。

　今永の契約が1億ドルに達すれば、「ベイスターズにとっても大きな勝利となる」と記事は伝える。1億ドルが保証される契約に今永が合意した場合、DeNAは約1690万ドル（約24億7700万円）を受け取ることになり、「ルーマーズ」が予想した8500万ドルでの契約より、受け取り額は約200万ドル（約2億9310万円）増えることになる。

　ここまでカブス、レッドソックス、メッツが今永との“関連”を指摘されているが、より多くの球団が入札に関わる可能性は十分にあるとも。30歳左腕はどんな条件でどの球団に移籍するだろうか。

（Full-Count編集部）