中日に加わる待望の長距離砲　両リーグに“剛腕助っ人”が新たに参戦…4日の去就

中田翔は中日へ、広島は助っ人2投手を獲得

　各球団が来季へ向けて補強を進める中、4日は大きな動きがあった。中日は、巨人を自由契約になった中田翔内野手の獲得を発表した。2年連続最下位に沈むチームに、打点王3度、通算303本塁打を誇る大砲が加わる。

　中田は今季、92試合出場で打率.255、15本塁打、37打点。故障や若手の台頭もあり、終盤は出番が減っていた。出場機会を求め、複数年契約を破棄するオプトアウトを行使。自由契約選手として公示されていた。

　日本ハムは最速159キロを誇る前ツインズのパトリック・マーフィー投手を獲得した。身長196センチの28歳右腕はメジャーでは通算35登板。今季はツインズ傘下3Aで42試合に登板した。

　新庄剛志監督は「一番印象的だったのはパワーカーブ。今のファイターズにはパワー系のピッチャーが多くないので期待したい。まずは先発の準備かな」と期待を寄せた。

　広島は左腕テイラー・ハーン、右腕トーマス・ハッチの2投手を獲得した。ハーンは契約金30万ドル（約4400万円）、年俸60万ドル（約8800万円）。ハッチは契約金45万ドル（約6600万円）、年俸85万ドル（約1億2500万円）での契約となった。

　29歳のハーンは身長198センチの長身から最速160キロの速球を投げる。メジャー通算101登板で12勝。ハッチはメジャー通算39試合で4勝、防御率4.96をマークしている。

（Full-Count編集部）