巨人23歳が異国で防御率「0.82」 シーズン終盤から“激変”…逸材が見せた覚醒の兆し

巨人・直江大輔【写真:荒川祐史】
巨人・直江大輔【写真:荒川祐史】

4月は1軍で好投を見せるも、5月以降は2軍暮らし

 巨人の直江大輔投手が、シーズン終盤から好調だ。今季は5月以降1軍登板がなく、2軍暮らしが続いた。8月を終えて2軍防御率は5.67だったが、9月は32回1/3を投げて自責7、防御率1.95を記録。現在行われている「アジアウインターリーグ」でも、2試合に登板して防御率はリーグトップタイの0.82をマークしている。

 今季は1軍で4月に9試合で防御率0.87と好投を見せていたが、5月になると6登板で5失点と安定感を欠き、2軍に降格となった。ファームでは夏場以降に大量失点する試合もあり、一時防御率は6.59まで膨らんでいたが、終盤をいい形で終えた。フェニックス・リーグでは10月19日のオリックス戦に先発し、5回3安打無失点。11月10日の侍ジャパンとの練習試合でも2回を投げて被安打1、無失点の投球を見せた。

 11月末からは台湾でのウインターリーグに参加。CPBL選抜戦では5回6奪三振1失点、台湾U-23アマチュア選抜戦では6回8奪三振1失点(自責0)の好投を見せており、オリックスの日高暖己投手と並んで、防御率トップとなっている。

 2018年のドラフト3位で入団し、来季が6年目となる。台湾での修行を経て、飛躍に繋げたい。

(Full-Count編集部)

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