移籍後打率.348、21試合連続無失点…トレードで“別人”に 超的確だったロッテの補強

ロッテ・石川慎吾(左)とグレゴリー・ポランコ【写真:荒川祐史】
ロッテ・石川慎吾(左)とグレゴリー・ポランコ【写真:荒川祐史】

西村は21試合連続無失点、石川慎も移籍後打率.348

 昨季の5位から2位と一気に順位を上げたロッテは今季、新戦力の活躍が光った。グレゴリー・ポランコ外野手が本塁打王を獲得し、ルイス・ペルドモ投手が最優秀中継ぎ投手に。トレードも成功例が多かった。今季の補強を振り返る。

 トレードでは開幕前に日本ハムから西村天裕投手を獲得。日本ハム時代、通算122試合で防御率4.01だったが、開幕から21試合連続無失点を記録するなど、防護率1.25と存在感を放った。また、7月に巨人から獲得した石川慎吾外野手も44試合に出場して打率.348、2本塁打、10打点で終盤のCS争いに貢献した。

 ポランコもDHでの出場で持ち味を存分に発揮。巨人から移籍した左の大砲は125試合に出場して打率.242、26本塁打、75打点をマークし、ソフトバンクの近藤、楽天の浅村と並んで本塁打王を獲得した。また、ぺルドモも53試合で1勝3敗1セーブ41ホールド、防御率2.13の成績を収めた。

 他にもCC・メルセデス投手は22試合で4勝8敗と負け越したが、防御率3.33だった。ルイス・カスティーヨ投手も後半戦は35回2/3を投げ、防御率1.77、被本塁打はゼロと、徐々に日本に慣れていた。

 オリックスから戦力外通告を受けた澤田圭祐投手とも昨オフに育成契約を結んだ。支配下登録されると、17試合で2勝2セーブ8ホールド、防御率1.08と復活した。3年ぶりにロッテに復帰した澤村拓一投手は34試合で4勝3敗3セーブ14ホールド、防御率4.91の成績だった。

(Full-Count編集部)

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