ラオウが異例の要望? 「今年は悔いが…」お決まりポーズ封印も、見せた8分の“神対応”

契約更改交渉に臨んだオリックス・杉本裕太郎【写真:真柴健】
契約更改交渉に臨んだオリックス・杉本裕太郎【写真:真柴健】

ラオウ・杉本裕太郎「ちょっと待ってください…!」

 ラオウが報道陣に異例のお願い……? オリックスの杉本裕太郎外野手が6日、大阪・舞洲での契約更改交渉に臨み、300万円アップの7500万円でサインした(金額は推定)。選手会長を務めた今季は96試合に出場し、打率.242、16本塁打、41打点の成績でリーグ3連覇に貢献した。

 会見では約5分間、今季の活躍を振り返った。最後には右拳を突き上げて「悔いなし」と“昇天”するお決まりのポーズを求められたが「今年はちょっと悔いがあります……」と封印した。その後、カメラマンの写真撮影に応じると「ちょっと待ってください……!」と呼び止めた。

 まさかの声に、カメラマンたちが列を作ると杉本は「かっこよく(角度を)上から撮ってください!」と、再び着席。CSファイナルで痛め、11月8日に左足首を手術したばかりだが、想像を超える“神対応”で2度目の撮影会が始まった。

 およそ8分間、全社からの撮影を受けると「みんな(撮影)上手い! 過去イチ写真タイム長い!」と上機嫌。会見場の暖房に汗を拭いながら、その後も8分間の囲み取材に応じ、最後はサムアップポーズで立ち去った。

森友哉は「まだ猫をかぶっている。今度ユニバでも一緒に行こうかな」

 この日は契約更改の前に室内練習場でキャッチボールやティー打撃を再開した。患部の状態は良好のようで「(負傷出場していた)日本シリーズよりも良く振れていたので、自分、回復力すごいなと思います」とジョークを炸裂させた。

 300万円アップした年俸には「後輩をご飯に連れて行きたい」と宣言。来季33歳の選手会長は「あんまり誘うのが得意じゃないので(ご飯に)行きたい人は『連れて行って』って言ってください。断られるのが怖いので、後輩から言ってきてほしいです」と立候補を募った。

 現時点で挙手しているのは台湾で行われているアジア・ウィンターリーグに参戦中の元謙太外野手と“トモヤ”こと森友哉捕手の2人のみで「(森は)まだ猫をかぶっている。今度ユニバ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)でも一緒に行こうかなと思います」と誘い、円滑なコミュニケーションを図った。

【撮影会の様子】「上から撮って」「みんな上手い!」 お決まりポーズは封印も…ラオウの“8分間の撮影会”

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