炭谷銀仁朗「ライオンズのためにプレーしたい」 6年ぶり古巣復帰で入団会見

西武入団会見を行った炭谷銀仁朗【写真:湯浅大】
西武入団会見を行った炭谷銀仁朗【写真:湯浅大】

2018年以来の西武復帰で背番号は「27」、今季は楽天で65試合出場も戦力外に

 楽天を戦力外となり、2018年以来6年ぶりに西武に復帰する炭谷銀仁朗捕手が7日、埼玉・所沢市の球団事務所で入団会見を行った。かつての在籍時と同じ背番号27を着ける36歳が「ライオンズのためにプレーしたい」などと意気込みを語った。

 炭谷は会見で「僕が在籍していた時と違って若い選手も増えて色々なことが違ってきていると思いますが、他球団で経験したことを生かしてライオンズのためにプレーしたい」と述べた。

 さらに「戦力外になった時に声をかけてもらって本当に嬉しかった。ライオンズのためにプレーしたいです」と思いを明かし、「久々に自宅からベルーナドームに来ましたけど、道中はワクワクしていました」と続けた。

 2005年に平安高(京都)から高校生ドラフト1巡目で入団した炭谷は、2006年の開幕戦でスタメンマスクをかぶるなど1年目からチームの中心選手として活躍。捕手部門で2度のゴールデン・グラブ賞を受賞した。2018年オフに海外FA権を行使して巨人へ移籍。2021年7月に金銭トレードで楽天へ渡った。今季は65試合に出場したが、10月に戦力外通告を受けていた。

 西武は今季、リーグ2位となるチーム防御率2.93を記録したが、スタメン出場した捕手は古賀が90試合、柘植が41試合、古市が12試合で正捕手を固定できなかった。経験豊富な炭谷の復帰がチームにどんな影響をもたらすだろうか。

(Full-Count編集部)

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