戦力外組が続々入団…元ドラ1に年俸1億円男 2軍戦から再起狙う“元NPB戦士”

薮田和樹、高山俊、福田秀平(左から)【写真:荒川祐史】
薮田和樹、高山俊、福田秀平(左から)【写真:荒川祐史】

来季から2球団が新たにファームに参加…戦力外選手が続々入団

 来季からファーム公式戦に参入する「ハヤテ223」と「オイシックス新潟アルビレックスBC」は、NPB球団の2軍戦に向けて、続々と選手を獲得している。7日時点では、計17人のNPB経験者の入団が発表されている。

 イースタンに参加するオイシックス新潟には、阪神を戦力外となった高山俊外野手、小林慶祐投手が加入。2015年ドラフト1位の高山は1年目に新人王を獲得も、以降は出場数を減らして戦力外に。合同トライアウトを受験も、NPB球団からの声はかからず、新規参入球団で再起を図る。

 他にも2017年セ・リーグ最高勝率の元広島・薮田和樹投手、元巨人・三上朋也投手の入団が発表されている。新潟にはすでに2021年にオリックスを戦力外となっていた吉田一将投手も所属している。

 ウエスタンに参加するハヤテ223は、新球団のため1から選手を集めることになった。11月4日にはトライアウトを実施。12月7日には、入団内定の29選手が発表された。

 メンバーには、福田秀平外野手や、池谷蒼太投手、田中健二朗投手ら、NPB経験者が10人入った。福田は2020年にロッテにFA移籍、昨季年俸は1億2000万円(金額は推定)も、悔しい結果に終わり戦力外となっていた。他にも大学の卒業予定者や、今季まで独立でプレーした選手も選ばれている。

 若手から中堅選手、過去にタイトルを獲得するなど、実績ある選手たちが揃ってきた。来季のファームリーグでは、NPB球団の2軍相手にどのような戦いが繰り広げられるだろうか。

(Full-Count編集部)

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