現役ドラフトでドラ1が3人移籍 12球団の結果公表…阪神馬場が巨人、佐々木千がDeNA

ロッテ・佐々木千隼、阪神・馬場皐輔、中日・鈴木博志(左から)【写真:小林靖、荒川祐史】
ロッテ・佐々木千隼、阪神・馬場皐輔、中日・鈴木博志(左から)【写真:小林靖、荒川祐史】

指名は1巡目で終了…12人が新天地へ

 日本野球機構(NPB)は8日、出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化する「現役ドラフト」の結果を発表した。阪神の馬場皐輔投手が巨人へ、中日の鈴木博志投手がオリックス、ロッテの佐々木千隼投手はDeNAとなり、元ドラフト1位の3選手が移籍となった。指名は昨年同様に1巡目で終了し、計12選手が他球団に移籍する。

 巨人に移籍することになった馬場は、2017年ドラフト1位で仙台大から入団。2020年には中継ぎとして32試合に登板して防御率2.08、翌2021年も44試合に登板した。今季は19試合に登板して2勝1敗3ホールド、防御率2.45だった。巨人は北村拓己内野手がヤクルトに移籍する。

 鈴木も馬場と同じ2017年のドラフト1位で入団。2018年には53試合登板して4勝6敗12ホールド4セーブを記録。以降は登板数が減少し、今季は9試合の登板で1勝2敗1H、防御率4.07だった。中日にはヤクルトから梅野雄吾投手が移籍する。

 オリックスからは漆原大晟投手が阪神へ。ソフトバンクの水谷瞬外野手が日本ハムへ、入れ替わる形でソフトバンクには長谷川威展投手が移籍する。西武の愛斗外野手がロッテ、DeNAの櫻井周斗投手が楽天、広島の中村祐太投手が西武、楽天の内間拓馬が広島に加入となった。

【表】ドラ1が3人移籍…第2回現役ドラフトの結果

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