大谷翔平の移籍で10年続く「悪夢」 宿敵球団の番記者が恨み節「頭が痛い」

日本時間8月9日のジャイアンツ戦でクロフォードと言葉を交わす大谷翔平(右)【写真:Getty Images】
日本時間8月9日のジャイアンツ戦でクロフォードと言葉を交わす大谷翔平(右)【写真:Getty Images】

ジャイアンツ番記者「FA市場に残っている最高級の選手を獲得すべき」

 エンゼルスからFAとなっていた大谷翔平投手が10年総額7億ドル(約1014億円)でドジャースと契約を結んだと9日(日本時間10日)に発表された。ア・リーグ西地区のエンゼルスから、ナ・リーグ西地区のドジャースへの移籍。同地区のライバルであるジャイアンツの地元紙記者は「土曜日に頭が痛くなる現実に直面してしまった。資金的にも、プレーオフ進出の数でも、ジャイアンツはドジャースに及ばなかった」と嘆くしかなかった。

 カリフォルニア州地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」のジョン・シェア記者は「ショウヘイ・オオタニの夢がジャイアンツファンにとって悪夢に変わる」との見出しで記事をアップ。「あの恐ろしいドジャースに? ライバル中のライバルだ。ジャイアンツファンの人生は、ますます厳しいものになった。ウインターミーティングでは、ボブ・メルビン監督が『サンフランシスコにスター選手いることは重要だ』と述べ、ザイディ編成本部長も同様の発言をした」と羨望の言葉を続ける。

 ジャイアンツにとっては、ライバル球団に大谷を奪われた形。シェア氏は「ジャイアンツは将来、何年も主軸を務められる選手を獲得しなければいけない。つまり、若手投手を野手とトレードし、オオタニ資金を使って、たとえ払いすぎたとしても、FA市場に残っているヤマモト、ベリンジャー、スネルらの最高級の選手を獲得するべきだ」と、意見を述べていた。

(Full-Count編集部)

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