大谷翔平効果、開幕戦は“立ち見”でも最低5万円 広がる格差…エ軍戦の11倍

エンゼルスからFAとなっている大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルスからFAとなっている大谷翔平【写真:Getty Images】

ドジャースタジアムでの本拠地開幕戦のチケットは“最低5万円”

 エンゼルスからFAとなっていた大谷翔平投手が10年総額7億ドル(約1014億円)でドジャースと契約を結んだと、9日(日本時間10日)に発表された。米チケットサイトによると、2024年3月28日(同29日)にドジャースタジアムで行われる本拠地開幕戦のチケット最安値は、すでに5万2000円に浮上。その影響力の高さが伺える。

 ドジャースはムーキー・ベッツ外野手、フレディ・フリーマン内野手らを擁する名門で、MLBの中でも人気球団の1つだ。そこに球界のスターが新たに加わるとあって、来季はさらなる注目を浴びそうだ。

 米国最大級のチケット販売会社「Stubhub」によると、日本時間10日・午前11時15分の時点で、本拠地開幕戦のチケットの最安値は5万2021円。来季のエンゼルスのホーム開幕戦(日本時間4月6日・レッドソックス戦)のチケット最安値は4668円のため、比べると約11倍の差があることになる。

 メジャーのチケットは価格変動制で売られることが多い。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者も、「ショウヘイ・オオタニの影響力:ドジャースタジアムでの、(本拠地)開幕のカージナルス戦の“入場料”は359ドル(約5万2000円)だ」と注目した。

 同記者の投稿には「1試合で(大谷の契約を)回収するだろう」「正直言って狂気じみている」「家族4人で行ったらいくらになるか想像してほしい」「高騰しすぎ。西海岸のヤンキースだ」「野球ファンにとって最悪のことだ」と、驚きや高騰への嘆きの声など、さまざまな返信が寄せられていた。

(Full-Count編集部)

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