FA行使の山川穂高から「何も連絡ない」 西武本部長が説明…出場停止処分は「そのまま」

西武・山川穂高【写真:宮脇広久】
西武・山川穂高【写真:宮脇広久】

山川は自身の不祥事で9月4日に球団から無期限の公式試合出場停止処分を課されている

 西武の飯田光男球団本部長が14日、国内フリーエージェント(FA)権の行使を宣言している山川穂高内野手について、「何も連絡きていないです。こっちから『どうですか』ということはありません」と進捗がないことを強調した。返答の期限は設けておらず、「待つしかないですね、こればかりは仕方ない」と語った。

 3度の本塁打王を誇る山川は5月に強制性交等の疑いで書類送検されたことが報じられ、8月に不起訴処分となったが、9月4日に球団から無期限の公式試合出場停止処分を科された。処分の対象外となったフェニックス・リーグで実戦復帰を果たしていたが、飯田本部長は処分について「現状はそのままです」と継続しているとした。

 山川は11月14日にFA権行使を発表。「ライオンズに居続けることが、ファンの皆様、球団の皆様に対する感謝の形、謝罪の形、誠意であるということも考えています」としながら、「同時に、FA宣言が持つ、選手の権利として定められた制度という理解を超え、これまで聞くことがなかった声をお聞かせ頂くことで、自分自身を戒めることとなるのではないかとも考えました」とのコメントを発表していた。

(Full-Count編集部)

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