大谷翔平が抱きつく戦友の証言「実はめちゃ動物好き」 1015億円契約に「ご飯誘えない」

契約更改交渉に臨んだソフトバンク・近藤健介【写真:藤浦一都】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・近藤健介【写真:藤浦一都】

本塁打王&打点王の2冠に輝き「現状維持」でサイン…移籍して初の契約交渉

 ソフトバンクの近藤健介外野手が15日、PayPayドームで契約更改交渉に臨んだ。昨オフに海外FA権を行使して、ソフトバンクに移籍。7年契約の1年目を終えて、5億5000万円(金額は推定)でサインしたという。打率.303、26本塁打、87打点。本塁打王と打点王を獲得するなど、まさに期待に応えるシーズンだった。話題は、日本ハム時代のチームメートでもある大谷翔平投手にも及んだ。

 この日行われたドジャースの入団会見。日本ハム時代のチームメートでもある近藤は、10年7億ドル(約1015億円)という契約に「すごすぎて、一緒に野球をやっていたとは思えない。またなおさら、離れていってしまいましたね」と驚くしかない。会見では大谷の口から、愛犬の名前は日本名「デコピン」、英語名「デコイ」と明かされた。絶妙なネーミングセンスは彼らしい? との質問に「そうですね、めっちゃ動物好きなので」と笑顔で語った。

 今春のWBCでは日本代表の一員としてともに戦い優勝。大谷が近藤に抱きつくシーンが何度もあった。オフに大谷と会うことは多くない。「たまにジムが一緒で会ったりはありましたけど」というほどの頻度だそう。日本ハムへの入団も近藤の方が1年先で、年齢も近藤が1歳上だが「ご飯誘えませんね」と、巨額の契約を勝ち取った大谷に驚愕していた。

 チームは今季3位に沈んだ。小久保裕紀新監督が1軍監督に就任して迎える2024年。近藤も「毎年、2月1日からしっかりと動ける体とは常に思ってやっている。2月1日、元気な姿でグラウンドに立てるように」と意気込みを表現した。

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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