元中日の父から「野球教わっていない」　“韓国のイチロー”、衝撃発言に場内爆笑

イ・ジョンフは160億円でジ軍入り、入団会見で元中日の父について語った

　韓国プロ野球・キウムからジャイアンツへ6年1億1300万ドル（約160億円）契約で移籍したイ・ジョンフ（李政厚）外野手が、15日（日本時間16日）に本拠地で入団会見を行った。

　ポッドキャスト番組「WBC Central」で司会を務めるショーン・スプラドリング氏が会見の様子を動画で公開すると、中日で活躍した父・イ・ジョンボム（李鍾範）氏から何を学んだか問われ「野球では何も教わってない」と驚くべき回答が。代理人のスコット・ボラス氏ら会場全体が爆笑に包まれる中「父からは、いい人間になるためのことを教わった。そしていいチームメートになることについても教わった」と明かした。

　また地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」のスーザン・スラッサー記者によると、「昔の父親より足が速いか聞くと、今なら勝てると答えた」という。

　名古屋市生まれのイ・ジョンフは、昨季打率.349で2年連続首位打者に輝いた。今季は怪我に泣かされ86試合出場にとどまったが、打率.318、6本塁打、45打点。デビューした2017年から1度も打率3割を下回ったことはなく、KBOリーグ7年で1181安打、通算打率.340を誇る韓国最強打者とも呼ばれている。