DeNA、牧秀悟が4代目主将に就任「チーム変えていきたい」 三浦監督も絶大な信頼

DeNA・牧秀悟【写真:矢口亨】
DeNA・牧秀悟【写真:矢口亨】

石川雄洋→筒香嘉智→2020年から佐野恵太が4年間務めていた

 DeNAの来季主将に牧秀悟内野手が就任することが決まった。三浦大輔監督とともにTBS「THE TIME,」に生出演し、発表した。佐野恵太内野手から引き継ぎ、来季プロ4年目を迎える牧が、26年ぶりのリーグ優勝に向けて大役に就いた。

 三浦監督が「来季から牧秀悟にキャプテンを任せます」と宣言すると、牧は「最初告げられた時からやってやるぞという気持ちで今はいます」と表情を引き締めた。中大時代以来の主将。「ここ3年悔しいシーズン。自分がキャプテンになってから何か変えるきっかけがあれば、優勝を目指してチームを変えていきたいなと思います」と意気込みを語った。

 実績も人柄も申し分ない。プロ1年目から打率.314、22本塁打、71打点で新人特別賞を受賞。昨季は初めてベストナインに選出され、今季は打点王と最多安打の“2冠”に輝いた。先輩からも後輩からも人望は厚く、ベンチで大きな声を出して盛り上げる姿も主将には打ってつけだ。指揮官も「コミュニケーション能力が高いですし、やることを普段からやっている。選手もついていくと思います」と絶大な信頼を寄せた。

 DeNAとなった2012年から石川雄洋が初代キャプテンを務め、2015年から筒香嘉智が引き継ぎ5年間チームを牽引した。メジャー移籍を機に、2020年から当時のラミレス監督が佐野を大抜擢。2019年は89試合の出場でレギュラーとはいえなかったが、キャプテン1年目に全試合に4番で出場して首位打者とベストナインを獲得する活躍を見せた。

(Full-Count編集部)

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