オリの育成右腕が台湾WLでセーブ王 10戦15K&防御率0.00、最速155キロで無双の逸材

オリックス・才木海翔【画像:パーソル パ・リーグTV】
オリックス・才木海翔【画像:パーソル パ・リーグTV】

オリ才木は台湾WLで10試合に登板して無失点、最多タイの5セーブを挙げた

 台湾で行われていた「2023アジアウインターベースボールリーグ(WL)」は17日、全日程が終了した。「NPB RED(紅)」の一員として参加したオリックスの育成2位右腕・才木海翔投手が5セーブをマークし、最多セーブ(タイ)に輝いた。

 WLでは全て救援として10試合に登板して防御率は驚異の0.00。計10イニングで15三振を奪い、奪三振率は驚異の13.5。1点も取られることなく全日程を終えた。7被安打、3与四球と抜群のパフォーマンスで、最終登板となった16日は最速155キロの直球を武器に3者連続三振で締めくくった。

 大阪経済大から入団1年目の今季、支配下をつかむことはできず、2軍で10試合に登板して0勝0敗、防御率6.97だった。背番号は3桁ながら、来季の支配下、さらに覚醒の期待まで高まる。育成から多くの好投手が生まれるオリックスで、またしても逸材が登場した。

(Full-Count編集部)

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